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正義とは。。

週末、TVをつけたら、マイケル・サンデル教授の特別番組がありました。




ハーバード大学の人気講義「Justice(正義)」の教授であるサンデル氏。
その人気により、大学の講義が公開されることになり、日本でもNHKで放映されたそうです。

私がサンデル教授を知ったのは、フランス語の新聞で、同性愛者のカップルが子供を持つという話題を読んだことがきっかけでした。
サンデル教授の講義の中で、やはり同性愛者の結婚が取り上げられていたからです。

サンデル教授の授業は、究極の選択ともいえる状況を提示し、それについて各自が意見を述べ、討論して行きます。

     正しいことをするとは、どうすることなのか

各自がそれぞれのバック・グラウンドを持っている以上、いろんな考え方や意見が出ます。
同性愛者の結婚については、「私はクリスチャンだから、反対だ」と述べる学生もいました。


この講義には、最終的な正答はありません。
大事なことは、

     問題意識を持ち続けて、自分に問いかけ続けること


今回のNHKの特別番組は、急遽内容が変更され、東日本大震災についての講義になったそうです。
残念ながら、私がTVを付けた時は、もう終わる1分前で、どんなことが話されたのか知ることはできませんでした。
再放送を待とうと思います。



今回の震災で、一番の問題となっているのが、原発の是非かと思います。
日本のみならず、海外でも原発についての討論が活発になっています。
ドイツは、早々と原発停止を発表しました。
イギリスのBBCでは、専門家が安全であると説明していました。
原発に頼っているフランスやアメリカは、Noとは言えません。

たくさんの情報に接し、私もずっと考えています。
でも、専門家ではないので、これが絶対正しいということは言えないし、わかりません。
ただ、「原発は安全」という立場で考えていては、未来は無いと言うことはわかります。

海外のニュースでも「福島以前・福島以後」という表現がよく使われています。
「HIROSHIMA」「NAGASAKI」に続いて、「FUKUSHIMA」が、原子力の負のメッセージを担うことになってしまいました。
でも、それは、今後のエネルギーに対する、人間の挑戦も意味するように思います。

原発は減らして行くべきだと思います。
でも、それには、代替エネルギーを開発し、一般利用へとダウンサイジングして行かねばなりません。
時間もお金も必要です。

各家庭の電力消費を抑制することは簡単ですが、電力は産業と大きく結び付いています。
現に、たった一ヵ月で、日本はもとより、世界中の製造業がストップするはめになりました。
ヒステリックに、原発を廃止!と叫べない理由がそこにあります。


原発に対する正義とは何か。
すぐに答えは出ません。
個々が問題意識を持ち続け、エネルギーを使うことを自分に問い続けて行くことが、将来へ繋がることなのだと思います。


私のブログを訪ねて下さる、海外在住の方。
遠く離れて、日本政府や東電の対応にやきもきされていることと思います。

でも、日本で現状に暮らしている私達は、無関心でいる訳ではないのです。
被災地への支援に心を砕き、活動し、原発の状況に一喜一憂し、政府の放射線等の発表に対応し、数分毎に起きる余震に備え、正直なところ、皆疲れています。
それでも、日々の生活を、仕事を、続けて行かなければなりません。

原発の問題だけでなく、今後の復興への道のりを思うだけで、かなり気が滅入ります。
少しでも、冷静で、ほっとする言葉を求めているのです。

No title

makiさんこんにちは

何だか涙が出ました。
コメントのお返事も有難うございます。

家庭の電力は全体の10%程度だと聞きました。
ニュースを読んで、これから夏に必要な電力を思うと
呆然としてしまいます・・・。

日本政府や東電の対応も、初めのうちは混乱を避けるためだと思って信じて見ていたのですが、
今はもうニュースを見ていても何が信じられるのか分からなくって、右から左で・・・。

でもしばらくは色々とネットで検索をするのをお休みしようと思います。
何だか頭がいっぱいになってしまって・・・。
約一ヶ月前もこんな気持ちだったのを思い出します。

こんな遠くに住んでしまって、日本を思うことしかどうせ出来ないのですから
気持ちを落ちつかせてただ日本の皆さんの事を思い、
そして地元中部電力を信じたいと思います・・・。

Re: makuiさんへ

いつもコメントをありがとうございます。(*^_^*)

> 家庭の電力は全体の10%程度だと聞きました。
> ニュースを読んで、これから夏に必要な電力を思うと
> 呆然としてしまいます・・・。

猛暑で無いことを祈るばかりです。
最近は、エアコンを付けるよう、行政が指示を出すぐらいですから、高齢の方や病院等、心配はつきませんね。


> 日本政府や東電の対応も、初めのうちは混乱を避けるためだと思って信じて見ていたのですが、
> 今はもうニュースを見ていても何が信じられるのか分からなくって、右から左で・・・。

日本に住んでいても、東電や政府を信じることは難しいです。
もし他の企業や政治家が同じ立場に立ったとしても、なるべく被害は少なく見積もりたいのが人間ですから、同じことをするだろうなと思います。
ただ、一応私達より原発を理解している、世界中の専門家が集まって対策を考えているのですから、収束を待つことしかできないと思うのです。

> でもしばらくは色々とネットで検索をするのをお休みしようと思います。
> 何だか頭がいっぱいになってしまって・・・。
> 約一ヶ月前もこんな気持ちだったのを思い出します。

もしいろんな情報で、makuiさんが辛くなってしまうのであれば、その方がいいかも。。
makuiさんがブログでご紹介されていた、原発開発者の方のお話は、彼にしかできない役割なのだと思います。
同じ様に、私達もそれぞれの役割があると思うのです。

こういう時に大事なことは、一人一人が冷静になることだと思います。
風評被害も、そんなところから生まれて行きますし。。
この一ヵ月、誰もがショックと悲しみで、どうしていいかわかりませんでした。
これからは、少しずつこの状態から立ち上がる時なのかなと思います。
被災地の方々は、本当に毎日毎日、一歩ずつ前に進まれています。
頭が下がる思いです。

> こんな遠くに住んでしまって、日本を思うことしかどうせ出来ないのですから
> 気持ちを落ちつかせてただ日本の皆さんの事を思い、
> そして地元中部電力を信じたいと思います・・・。

たぶん、いろんな情報を探すより、オランダから日本に祈って下さることが、一番makuiさんにも日本の皆さんにも大事な事かと思います。
本当に必要な情報は、きっとmakuiさんの元に届くと思うので、どうぞ少し心を軽くして下さいね。
距離は関係なく、皆、同じ日本を思う気持ちに変わりはないです。(*^_^*)
日本にいる私だって、祈ることぐらいしかできないですもの。。
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