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ハリー・ムリシュ氏 逝く。。

オランダの作家、ハリー・ムリシュ氏が亡くなりました。。




83歳だったそうです。

日本では、それ誰?ってぐらい、知られていない作家さんなのですが、オランダではものすご~く有名なんだそうです。(フランス語のクラスメイト談。。)
2007年には、「天国の発見」がオランダで最も素晴らしい作品として選ばれたそうで、フランス語のクラスでも話題になりました。

私がこの作家を知ったのは、日本の新聞で、「天国の発見」の書評を読んだことがきっかけでした。

オランダの要素が、全てぎゅぎゅっと詰まった長編作品。
それも、還暦を過ぎての上梓と、話題性も十分だったようです。

その後、図書館で見つけて読み始めました。

主人公の一人、政治家の名家に生まれたオノは、毎日クロケット(コロッケ)とマカロニしか食べず、リベラルな政治家になって行く。。
もう一人の主人公、作者のモデルでもあるマックスは、ユダヤ人の母とナチスと関わったドイツ人の父の間に生まれ、ナチスの収容所へ自分探しの旅に出る。。
二人が愛した女性アダは、音楽家で、オノ(本当はマックス)の子供クエンティンを産む直前に植物状態になり、後半母に尊厳死を選択される。。

最初に出てくる、夜の街の風景(確か、ハーグだったかと。。)や、クエンティンが育つ田舎の風景も、とても印象に残っています。


読んでいた頃は、オランダに住むと思っていなかったので、オランダの要素というのがよくわからなかったのですが、今思えば、本当にオランダらしい物がいっぱいあったように思います。

とにかく長い長いお話で、クエンティンが中心になる中盤から後半にかけては、話が飛躍し過ぎてちょっと消化不良になりました。
フランス語の先生曰く、「文化的背景が無いと難しいわよね。。」とのこと。。

クラスメイトのお話だと、この作品は、映画化もされているそうです。

日本に帰ったら、もう一度読み直してみよう。
日本の皆さんも、もしご興味があったら、是非。。
でも、ものすご~く分厚い上下巻なので、びっくりしないでね。。(^_^.)

この物語を最後まで訳した訳者の方、本当にすごいです。。



先日、英語の本屋さんで

     ハルキ・ムラカミの「1Q84」は、2011年まで英語版は出ません。

というお知らせを見ました。

相変わらず、村上春樹氏は人気のようです。

何冊か読んでみたけれど、私はちょっと苦手かもしれません。。
彼の女性の描き方が苦手なのかな。。
生と死を描く彼のテーマには、興味があるのですが。。

「1Q84」の書評を見ると、意見は真っ二つに分かれています。。
日本に帰ってから、図書館で借りようかなと思います。。


以前、何かで読んだのですが、「村上春樹が嫌いな人は、いわゆる文豪作品を好む人」なんだとか。。
確かに。。私です。。(^_^.)
私以上に活字中毒の妹も、村上春樹はあまり・・・とのこと。。

夏目漱石の作品は、男女の機微を描いて秀逸です。
物語の伏線が至る所にあって、ドキドキしながら読むことができます。
そして、読後には、主人公の行く末への感慨にふけってしまうのです。。

何回読んでも、すごいなぁと思います。
これだけすごい作品を書く人だから、神経衰弱やら胃潰瘍になっちゃうんでしょうね。。(^_^.)

志賀直哉の「暗夜行路」や、島崎藤村の「破壊」・・・人の心の闇を映した名作です。。
昔も今も、人の心は変わっていないってことでしょうか。。



英語の本屋さんに、「源氏物語」の英訳本がありました。
エピローグに「この物語を、完璧に訳せたかどうか。。」と訳者のコメント。。

そりゃそうだよね。。難しいもんね。。(^_^.)
専攻だった日本人の私でも、原文を読み込むの大変だったもの。。

でも、私がハリー・ムリシュ氏の「天国の発見」を読んで、オランダのことを思ったように、「源氏物語」の英訳本を読んで、日本に興味を持つ人がいるといいな。。

翻訳という職業は、素敵ですね。
言葉を繋いで、世界の人を繋げていけるのですね。(*^_^*)



moko60
もう眠いの。。

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