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ゴッホ再び @ Kröller-Müller Museum

7月に、念願のクレーラー・ミューラー美術館に行きました。





クレーラー・ミューラー美術館は、オランダの広大な国立公園、「De Hoge Veluwe(デ・ホーヘ・フェルウェ)」の中にあります。

国立公園の入り口は三つ。
公園の外に車を停めて、歩いて行ったり、無料の貸自転車を借りたりできます。
私達は、中まで車で入ったのですが、一番近い入口からでも、美術館まで結構な距離がありました。


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クレーラー・ミューラー美術館入口。


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立っているのは、ジャックおじさん(Monsieur Jacque)。
美術館内のレストラン(カフェ?)も、この方の名前が付いています。


クレーラー・ミューラー美術館を建てたのは、ドイツ人女性、ヘレーヌ・クレーラー・ミューラー氏。
彼女の実家であるミューラー家は、鉱業を営んでいました。
後を継いだオランダ人の夫、クレーラー氏の代に、海外取引等で膨大な利益を上げ、若くして富豪となったんだとか。。
娘の美術の講義が元で、美術品に興味を持ち、自分と同時代を生きた現代画家の収集を始めたそうです。

彼女が、一番熱心に収集したのが。。

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ヴァン・ゴッホ。

オランダ人で、同じ時代を生きながら、不遇であったゴッホに対する思いは、格別だったようです。

ゴッホ以外にも、ピカソやゴーガン、ルノワール、スーラ等々、名だたる絵画が並びますが、ゴッホの作品数は群を抜いていました。
美術館奥のゴッホ・スペースは、本当に一見の価値あり!

今年訪れた南仏の思い出と共に、じっくり観て来ました。



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「ジャガイモを食べる農家の人々」

アムステルダムの「ゴッホ美術館」だけでなく、ここにもこのシリーズがありました。
「ゴッホ美術館」の作品より、ほんのちょっと明るいかも?



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ありました!「アルルの跳ね橋」

ちょうど日本人の団体さんが来ていました。
ガイドさんが、この絵の前で「この絵を展覧会に出品することで、『世界はこんなに明るいんだよ』と、オランダの人々に知らせたかったのです。」と、説明されていました。

当時は南へ旅行する人も少なかったでしょうから、オランダ人にとって、この明るさは驚きだったのかな。。

思ったより水の青色が生っぽくて、私は、この作品はあまり好きではありません。。



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「夜のカフェ・テラス」

本物です!
この絵はとても人気でしたよ。
旦那様も、この絵が一番好きなんですって。。

「豊かなガス灯の黄色やオレンジがあるからこそ、夜空の青がより強くなるんだ」とは、ゴッホの言葉。。



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サン・レミ・ド・プロヴァンスの病院前の、「オリーブの木」。

あぁ、これも実際の木を見たなぁ。。と、感慨深く思いました。



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この「郵便配達夫」も有名ですね。
他にも、「糸杉」や「種まく人」等、「あ、これ!知ってる」というゴッホの絵がいっぱい。。

ヒマワリもありましたが、枯れたヒマワリを描いた物で、ちょっと「死」のイメージが強くて。。(>_<)



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「森のはずれ」

クレーラー・ミューラー夫人が、最初に買ったゴッホの絵だそうです。



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オランダ時代の作品が並んでいます。
見事に画面が真っ黒。。

こちらの美術館では、ゴッホ作品だけ、同じ額で統一されていました。
明るい白木の額と、濃い茶色の額だったのですが、オランダ時代の作品は濃い茶の額だった為、さらに暗く見えてしまいます。。



さて、私が気に入った作品を何点か。。

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「マウフェの思い出」と走り書きがある、「ピンクの桃の木」

ハーグ時代の師、マウフェ氏に捧げた物だそうです。
繊細な筆とピンク色は、ゴッホとは思えません。。

この絵を見た時、「ゴッホ美術館」の「アーモンドの木」を思い出しました。
どちらも、浮世絵の影響があるようです。



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「葡萄畑」

プロヴァンスの、あの背の低い葡萄畑の情景を思い出しました。
緑と青と黄色の色が、とてもとても素晴らしかったです。



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「11月」

オランダ時代の作品ですが、私はこの作品が一番好きです。
秋の木々の色と、鉛色の空、そこに吹いている風を、そのまま切り取ったかのようです。

もうすぐ、実際のオランダも、こんな景色になるのかな。。



ゴッホ以外では、「Odilon Redon」というフランス人画家の色が、とってもよかったです。


膨大な作品数のクレーラー・ミューラー美術館ですが、夫人が一番最初に購入したのが。。

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オランダ人画家によるこの絵。(名前を忘れてしまった。。)
とてもオランダらしい風景です。


そうそう、日本人画家 Noriyuki Haraguchi氏の、「No title」という、一面グリーンの作品がありましたよ。
あとは、何故か観音像も。。(^_^.)



美術館の庭園には、たくさんの彫刻やオブジェがありました。
庭園だけでも、かなりの広さです。

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こちらは、ロダンの作品。



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美術館の外には、無料の貸自転車がいっぱい停まっていました。
私達も乗りたかったんですが、借りようと思ったら、ぽつぽつ雨が降って来て、その内かなりの雨脚になってしまったので、断念。。
でも、ものすご~く広い国立公園内は、自転車で移動するのはちょっと大変そうです。。(^_^.)


・・・つづく・・・


             Pome3


P.S. 日本滞在中に気になった映画がありました。

ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」。

現在まだ!改装工事中のアムステルダム国立美術館のドキュメンタリー。
2008年の作品だそうなので、オランダに来た頃上映されていたのかしら。。
日本語字幕が付いているのを観たかったのですが、時間がなくて見られず。。
あぁ、残念。。
日本の皆様、是非。。

こんにちは

日本から戻られたのですね。makiさんとご家族の上に平安がありますようにお祈りしています。
お疲れのところ早速ブログを再開していただき、楽しんでいますが、どうぞ無理はしないでくださいね。
この国立公園と美術館、私も訪れました!特に美術館のゴッホコーナーは、それほどファンでなかった私でも見入ってしまうほど充実していました。
ヒースの花には早く、野生動物も見られなかったので、こちらで見られて嬉しいです。ヒースと言えば『嵐が丘』ですよね!
サイクリングも気分爽快なので(結構距離はありますが)、次回また行かれることがあればぜひ!
P.S.の映画情報もありがとうございます。HPを早速見ました。ぜひ観に行きたいと思っています!
長文失礼しました。

Re: こんにちは

snowdropさん、コメントありがとうございます。(*^_^*)

> 日本から戻られたのですね。makiさんとご家族の上に平安がありますようにお祈りしています。
> お疲れのところ早速ブログを再開していただき、楽しんでいますが、どうぞ無理はしないでくださいね。

温かいお言葉、ありがとうございます。m(__)m

> この国立公園と美術館、私も訪れました!特に美術館のゴッホコーナーは、それほどファンでなかった私でも見入ってしまうほど充実していました。

環境もいいし、美術館も明るくて、とてもよい所ですよね。
日本でもゴッホ展を観たことがあるのですが、やはりオランダで観ると印象が強くて、きっと私の中で、今後も忘れられない画家の一人になるように思います。

> ヒースの花には早く、野生動物も見られなかったので、こちらで見られて嬉しいです。ヒースと言えば『嵐が丘』ですよね!

オランダのお花屋さんで見かけることがあったのですが、野生のヒースが群生しているのは初めて見ました。
広い国立公園内だと、野生動物と出会うのもラッキーなんですね。

> サイクリングも気分爽快なので(結構距離はありますが)、次回また行かれることがあればぜひ!

広かったので、サイクリングだと大変かなぁと思っちゃいました。。
きっと、オランダ人には軽いのかもしれませんね。。(^_^.)
次回機会があれば、乗ってみたいです!

> P.S.の映画情報もありがとうございます。HPを早速見ました。ぜひ観に行きたいと思っています!
> 長文失礼しました。

映画、とても面白そうだったので、是非是非ご覧になって下さいね。
私も、日本に戻ってから、DVDがあれば観たいなと思っています。
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