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ハプスブルク家 その1 シシィ@Vienne

夕方、無事ウィーンに到着。

この時期まだまだ日は長いので、ホテルに荷物を置いてから、早速街中へ出かけました。
だいぶ、体調も落ち着いてきましたよ(^^ゞ。。








街の中心には、ど~んと大きな王宮がありました。

Wien1

ハプスブルク家の歴代皇帝の居城、ホーフブルク王宮。

ロンドンでも思ったんですけれど、やっぱり大きな王朝を持っていた国って、その遺産がすごいです。。

この王宮は、本当はもっと大きくなる予定だったそうですが、ハプスブルグ家の終焉によって、未完成に終わったそうです。
この写真はミヒャエル門というそうで、この後ろに、大きな宮殿が控えています。


今回のウィーンでは、ハプスブルク家の歴史に迫って来ました・・・なんてね(^_^.)。
まずは、このホーフブルク宮殿のお話を。。

このホーフブルク宮殿の中には、美術館や博物館があります。
最初は訪ねるつもりじゃなかったんですが、ちょっとアクシデントがあって、急遽予定変更。
宮殿の旧王宮内ある「シシィ博物館」を観ることにしました。

     シシィって誰?(・o・)

シシィは、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后、マリア・エリザベートの愛称です。
ミュージカルにもなっていて、ハプスブルク家のメンバーの中では、有名な女性です。
最後は、旅行先のスイスで、イタリア人のアナーキストに刺殺された(なんと、ヤスリで!)こともあって、「悲劇の皇妃」として人気があります。

このシシィ博物館は、「シシィの本当の姿を紹介する」という触れ込みなんです。。
     ・・・なんだか、ちょっと物騒な物言いだわ。。(@_@。


Wien2

入口。

ウィーンの街は、馬車で観光する人がたくさんいました。
また、ウィーンに馬車って似合うんです(*^_^*)。
     ・・・でも、馬車観光の拠点、ミヒャエル門前は、馬の落し物でかなりくしゃい。。(>_<)


シシィ博物館は、とても人気で、チケット売り場は大混雑。。
無料のオーディオ・ガイドは、出払ってしまって、受け取るまで少し待たされました。
時間が無くて待っていられない人には、案内書をくれます。

まずは観るのは、宮廷食器コレクション。

これが・・・もう・・・すごいです。。
さすがハプスブルク家ですね。
膨大な数の銀器に金器に、日本の伊万里に、各国の有名磁器のオンパレード。
骨董としての価値もすごいそうです。

各皇帝毎に、それぞれパーティー用ディナー・セット、燭台、花器その他諸々を揃えているものですから、数が半端じゃありません。。
それに加えて、皇族それぞれお気に入りの食器とか、他国からプレゼントされた食器とか・・・。

戦争ばかり行っていた頃には、銀食器を売って資金を獲得していたんですって。
そのせいで、銀器がほとんど残っていない時代もあったそうです。
銀器って、資産になるんですね。。
     ・・・うちのスプーンじゃだめだなぁ。。(^_^.)

ハプスブルク家伝統の、ナフキンの畳み方が面白かったです。
丸い空洞を作って、そこにパンを入れるようになっていました。
この畳み方は、一部の担当者にしか伝えられていないそうです。



膨大な食器を観た後、シシィ博物館へ。
ちょっと文化祭みたいな展示でした(^_^.)。

ドイツのバイエルン王家出身のシシィ。
傍系の家系だったこともあり、のんびり自由に育ったそうです。

本当はお姉さんとお見合いするはずだった、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に見染められ、オーストリア皇妃となりました。
ものすごい美貌の持ち主だったんですって。。

でも、姑のゾフィ大皇妃と折り合いが悪く、宮廷生活が嫌で、放浪の旅に。。


博物館には、シシィの服飾品や肖像画、写真もありました。
確かに、綺麗な方です。

自分でも「美貌の皇妃」という自覚があったそうで、美貌を保つ為に、あの時代に、かなりハードなダイエットや運動を行っていたそうです。
この後観た彼女の私室には、運動用の鉄棒とか、吊り輪なんかがあって、体操選手?と思うぐらいの熱の入れ様でした。。(@_@。
175cm、45kgだったそうな。。

お気に入りのハンガリーの独立の為、皇帝に働きかけをしたそうで、そのこともあってハンガリーではとっても人気があるそうです。
実際、ブダペストには、エリザベトと名のついた広場や橋がありました。

ハンガリー王としての即位式の際に来た、ハンガリー民族のドレスが再現してありました。
そのドレスを着た肖像画も、とっても綺麗だったんですが、皇帝は、あんまりに綺麗なシシィを見て、思わずおでこにキスしたんですって。。

皇帝は、「天使のシシィ」と呼んで、彼女をものすご~く愛していたそうです。。
     ・・・皇帝ったら、かわいい♪(*^_^*)


でも、博物館を観て行く内に、「シシィって、大丈夫なの??」と思い始め。。(・o・)

皇太子ルドルフが、ピストル自殺で情死。
その後は黒い衣装に顔も隠し、死にたい死にたいと思い詰めて、旅から旅へ。。
皇后なのに、ウィーンにはほとんど不在。
オーストリアの人々も、シシィのことはほとんど忘れていたそうです。。


息子が亡くなったせいかなとも思ったんですが、シシィ博物館の後「皇帝の部屋」を観て回る内に、

     シシィって、変かも。。(・o・)


皇帝の質素な執務室には、あちこちにシシィの肖像画と、子供達の肖像画。
鉄のベッドで眠り、「倒れるまで働かねば」と、朝は5時から夜中まで執務。
毎日何万人という人に、身分は問わず謁見。。
質実剛健の皇帝に、旦那様と「この皇帝はすごいねぇ。。」と感心しきりでした。

一方シシィはというと、彼女の部屋には、皇帝や子供の肖像画はいっさいなく、実家の親戚や敬愛した詩人ハイネの肖像画が飾ってありました。
前述の体操道具も、すっごい違和感。。
知り合いに宛てた手紙にも、「結婚なんて!」と愚痴っていたらしいし。。

旦那様曰く

     dog こんなに旅行ばかりしてたら、すごいお金かかるよね。。 


今でこそ、「悲劇の皇妃」として大人気のシシィだけれど、オーストリアの人達にとっては、好意的な印象はなかったみたい。。
でなきゃ、こんな博物館作らないと思うんだけど。。


シシィ博物館を観た時は、もう閉館間近だった為、私達と数人の欧米人が最後でした。
私達がオーディオ・ガイドを聞いて、次の部屋に進むと、係りの人達が片づけてドアを閉める・・・という感じ。。(^_^.)

宮殿内の各部屋の説明は、とっても面白かったです。
当時にしては珍しいお風呂や、水洗のお手洗い、立派なストーブ。。
庶民から見ると、宮廷生活も楽しそうなんだけどな。。(^_^.)


ハプスブルク家を巡るのに、お薦めの場所がありました。
実際に訪ねた順番は、そちらの方が先だったんですが。。


・・・つづく・・・    Pome3









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