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週末に感じたこと1

この週末、CNNはGenocide(民族大虐殺)の特集番組を、繰り返し放送していました。

ナチスのユダヤ人大虐殺から、カンボジア、イラク、ダフール、そしてルワンダ。
何度も繰り返される、民族浄化の為の大虐殺。。
そこには、人間に上位下位をつけようとする、恐ろしい光景が広がっていました。

日本では、あまり知らされなかったルワンダの大虐殺。
フツ族が、隣人のツチ族を、ある日を境に虐殺していきます。

私がこのことを知ったのは、大虐殺の生き残りの女性が書いた手記でした。

     「生かされて」 イマキュレー・イリバギザ著

その後、映画「ホテル・ルワンダ」を知り、観る機会もありました。

この本を書いた女性は、今は国連で働いています。
彼女は、隣人に家族を殺されながら、最終的にその相手を「許す」道を選択します。

CNNの番組の中でも、同じ様に家族を殺された女性が、殺した男性を許し、同じ家で食事を分け合って生きている姿が流れていました。

彼女も、本を書いた女性も、何故許せるのですか?という問いに、一言。

     私はクリスチャンだから。。

「汝の敵を愛せ」・・・です。

でも、番組の女性には笑顔はありませんでした。

許すって、どういうことなのでしょうか。
無かったこととして、以前のように過ごすことでしょうか。

人は、状況が変われば、急に変わります。
相手を攻撃していいとなれば、信じられないぐらい残酷にもなります。

私も以前、そんな狂ったような状況に身を置いたことがありました。

そうして、ある日を境に、また突然状況が変わった時、私に「許してほしい」と言って来た人が何人かありました。

     許すって、どうすればいいんだろう?

その人達の言葉には、「状況が変わった今、今度は自分を攻撃しないでくれ」という気持ちがありました。
「自分がかわいいので、仕方なかった」とはっきり言う人もいました。
逆切れする人もいました。

その時、許すでも許さないでもなく、私が言った一言は

     もうやめましょう。

でした。

私も人間ですから、それまでの仕打ちを無かったことにすることはできません。   
神様ではないですから、許すなんてこともわかりません。
ただできることは、「忘れよう」ということだけでした。

私はクリスチャンではありませんが、ひどい仕打ちをした人達に対して、仕返しをしようなどとは思いませんでしたし、そういうことは自分より大きな、何か・・・に任せればそれでいいのだと思いました。

それでも、なかなか傷ついた感情は回復せず、人と関わることが心底嫌になりました。

旦那様とはそんな時に出会ったのですが、何故か旦那様は、最初から私と一緒になろうと決めていたそうです。
結婚後、辛かった頃のを話した時、旦那様は一緒に泣いてくれました。
大人の男性が泣く姿を見たのは初めてだったので、私はとてもびっくりしました。
この人は信頼できるかもしれない・・・と思ったのです。

未だに、ひどい時期の夢を見て、泣きながら目が覚めたり、ふとした瞬間に嫌な気分が甦ることがあります。
そんな時、旦那様はすぐ気がついて「もう大丈夫だから」と言ってくれます。
そうして、私は安心するのです。


虐殺を生き延びた女性達は、「許す」という選択をしたのだけれど、それは時間をかけて忘れて行くという作業なのかもしれません。
彼女達の生活が、穏やかに進んでいくことを心から祈ります。
そして、虐殺などどいう恐ろしいことが、また繰り返されないことを願って止みません。


そんなことを考えていた週末、1本の映画を観ました。

・・・つづく・・・


No title

許すってきっと、過去に起こった事はそれはそれとして、今自分の周りにいる人を幸せにすることで、きっと立派に許しが成立しているんじゃないかなーと私は思います。
なんて言うのは簡単ですが、嫌な思い出はなかなか消えないものなんですよね。
ましてや、自分の家族を殺した人に食事を分け与えるなんて・・。
もう聖者の域に達しています。

Makiさんもつらい思いをなさったんですね。でもMakiさんの文章からは、人の心の傷みがわかるとっても優しい方なんだろうなぁということが伝わってきます。旦那さまも優しくて素晴らしい方なんですね(*^^*)

それから偶然にも、私も昨日「シンドラーのリスト」のDVDを観ていていろいろ考えていました。
DVDのボーナストラックでは、実際に強制収容所に送られた方たちが自分の体験を時には目に涙を浮かべながら語っておられました。その方たちからは、強い使命感を感じました。そうやって語りつぐことで2度と同じ過ちを繰り返させない、という強い使命感を。
悲惨な思い出なんて、本当は誰にも語りたくないだろうに、本当に頭がさがります。

なんか長くなってすいません。

みくにゃんさんへ

みくにゃんさん、いつも、コメントをありがとうございます(*^_^*)。

>今周りにいる人を幸せにすることで・・・
そうですね。本当にそう思います。
シンドラーのリスト、私ちゃんと観てないかも。。
体験を語ることは、辛いことをまた思い出さなくてははならないのですから、とても苦痛を伴うことですよね。
学生の頃、広島で原爆被害者の方々のお話を聞いた時もそう思いました。
本当に彼らの勇気と使命感に、頭が下がりますね。

私のしんどかった時期、家族や友人が支えてくれたので、とても一人では乗り越えられなかったと思います。
今つくづく思うのは、時は流れるのだなぁということです。
終わりがないかのように思えることも、少しずつ変わって行って、生きているからこそ、幸せもまた感じられるんですね。
とてもありがたいことです。

強いって優しいってことだと思うんです。
私も、強くて優しい人間になりたい!って思います(*^_^*)。
まだまだ・・・なんです(^_^.)。。
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